「おぢばがえり」の意味は、「ぢば」へ帰るということです。奈良県天理市にあるこの「ぢば」は人間創造の場所、世界人類のふるさとなのです。だから人々が親元を慕うように「ぢば」へ帰ることを「おぢばがえり」といい、子供がおぢばに帰ることを「こどもおぢばがえり」というのです。
親神様
人間をつくられた神、天理王命様を、私たちはすべての人間の親であるという親しみを込めて「親神様」とお呼びしています。
親神様は、人間が「陽気ぐらし」をするのを見て、共に楽しみたいとの思いから、人間と世界をおつくりくださいました。以来、親神様は限りない親心をもって、人間の身体の働きや大自然の営みなど、世界中をくまなくご守護くださっています。
教祖
天理教の教祖である中山みき様を、私たちは「おやさま」とお呼びし、お慕いしています。教祖は、天保9年(1838年)より50年の長きにわたり、親神様の思召を口で説き、文字に誌し、行いに示されて、すべての人間が本当に幸せになる生き方、「陽気ぐらし」への道をお教えくださいました。そして今なお、ご存命で私たちをお導きくださっています。
ぢば
親神様は、世界中の人間が互いにたすけあい、陽気に暮らすことを望まれて、私たち人間をおつくりくださいました。人間が最初に創造された場所を、「ぢば」と言います。
「ぢば」には、親神様がお鎮まりくださり、昼夜を分かたず私たちをお守りくださっています。
おぢばがえりの喜びを持って過ごすおぢばの夏は本当にかけがえのない時間。夏のおぢばのかがやく太陽と青い空のもと、世界中から帰り集う新たな仲間との出会い。仲間と声を掛けあい、たすけあい、一緒に汗を流すひのきしんは、みんなを笑顔にしてくれる。親神様、教祖のご守護に感謝し、生きる喜びを味わう。子供たちが夏のおぢばで味わう喜びを、周囲の仲間や世界の人へ伝えていける立派なようぼくに育ってほしいと願っています。